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  • 太田不動産 太田敬介

間取りは50年先まで考えて決めましょう。



初めまして、太田不動産の太田敬介と申します。

今回は間取りについて、私が建売住宅を企画する際に、考えていることをお話ししたいと思います。


住む方の家族構成やライフスタイルによって間取りの良し悪しは変わります。

土地の広さ、予算にも限りがあるので、全ての方にとって完璧な間取りを作るのは困難な事です。

そしてお客様にとって色々な選択肢があるなかで、建売に求められる事は、お求めやすい価格、幅広いお客様に対応できる間取り。


要は無難な家という事です😅


↑の画像は現在、計画中の建売の図面です。

こだわっているポイントは色々あるのですが、今回お話ししたいのは、将来、家族構成やライフスタイルが変わっても対応できる汎用性が重要という事です。



例えば、画像のような、ご夫婦とお子さん2人の家族構成の場合、10年、20年先を考えてみましょう。

家を購入された当時は、4LDKは少々広く感じるかもしれません。

駐車場もご夫婦が各1台、駐車できれば十分でしょう。

ですが、僅か10年後にはお子様は運転免許を取得し、車を持てる年齢になっているのではないでしょうか?

そうなると、駐車場は最低4台必要になりますよね。

(山形では基本的に、1人1台、車を持つかなと考えています。)


お子様は、県外の学校に進学されたり、自立されて一人暮らしを始めるかもしれません。

はたまた、地元の会社に就職されて、ずっと実家で暮らすかもしれません。


そして、また数年後には、結婚されて、アパート暮らしをするか、自分で家を建てて、両親とは別居されるかもしれません。

逆に、お嫁さん(又はお婿さん)と一緒に、実家で、皆で暮らすことになるかもしれません。


いずれにしても、10年、20年先の事はどうなるかわかりませんよね💧


もちろん、お子様が自立して、部屋が余るパターンもあり得ますが、(私の実家はまさに、そのパターンです💧)

どうせわからないのでしたら、大は小を兼ねるという考えで、仮にお子さんが結婚して、同居するなど、家族が増える場合にも対応できる間取の方が良いのではないでしょうか?



また、50年先の事を考えてみましょう。

今の住宅は、メンテナンス等は必要ですが、きちんと管理すれば50年くらいは普通に持つと考えています。

そうなると、購入された当時、年齢が30代だったご夫婦も80代に…

2階で暮らすのは難しくなってきますよね。

ですので、将来的に1階に寝室を作るために、最低でも6畳の居室が必要だと考えます。(理想は8畳以上ですが…)

そして、2階にLDKやお風呂がある間取りなどは避けるべきです。(土地条件などによっては、その間取がベストなケースもあるので、一概には言えませんが😅)



長くなりましたが、私が建売の間取りを考える際には、上記のように、どんなお客様に住んでいただけるのか、そのお客様の50年先までの住まい方などを想像しながら、設計するよう心がけています。



PS

理想を言うと、ライフスタイルの変化に合わせて、広い家や、小さな家に住み替えができれば一番良いのですが、現実的に住み替えは、お金も手間も大変かかります。

また、ライフスタイルの変化に対応できるように、増築できるスペースを確保して置くこと、リフォームができる構造にしておくこと、リフォーム増築の資金計画を立てておく事などができれば、それに越したことはないと思います。

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