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戸建住宅のメンテナンス費について

こんにちは、太田不動産の太田敬介と申します。


突然ですが、分譲マンションを購入すると「修繕積立金」という費用を毎月管理組合に支払わなければいけないのをご存知でしょうか?🏢




地方には、分譲マンションが少ないので、ご存知ない方もいることでしょう。


建物は時間の経過とともに劣化していきますので、定期的にメンテナンスや修繕工事を行う必要があり、特にマンションの場合は、外壁や屋根、屋上等の修繕工事に膨大な費用がかかりますので、毎月住民から一定額を徴収し、積み立てている物を「修繕積立金」と呼びます。


当然ですが、一戸建を購入した場合は、土地も建物も全て購入者の所有になるので、修繕積立金を支払う必要はありません。

ですが、「建物が経年劣化し、修繕費用が掛かる」という事については、マンションも戸建ても一緒です。

ですので、一戸建を購入した方は、自分で修繕の計画を立て、修繕費用の積立を行う必要があるのです。🤔


今回は、戸建住宅を購入後、どういった修繕費用が掛かるのか、いくらぐらい積み立てればよいのかを、ざっくりとですがご紹介したいと思います。



屋根、外壁等のメンテナンス🏠



建物の修繕工事で一番お金の掛かる所です。💸


一般的に築10年~15年で屋根、外壁は塗装を行う必要があると言われています。

他にも、バルコニーの防水工事や外壁の目地の補修、コーキングの打ち直し等も10年~15年が目安です。

費用的には、一般的な2階建、35坪前後のお家ですと、上記の工事一式で50万円から100万円程度かかると思います。

建物の形状や立地条件、どんな塗料を使うかによっても金額が異なってきますので、あくまで目安です。


安く済ませるコツとしては、なるべく一回で工事を済ませる事です。

外壁の塗装、屋根の塗装、コーキングの打ち直し等を、それぞれ別の時期に行うと、そのたびに工事用足場を立てる必要があり、足場代がかかりますし、一つの業者にまとめて頼んだ方が割安な金額を提示されやすいです。

それと、業者に依頼する際には必ず複数の業者から見積をとりましょう。


ちなみに、外壁には主に「窯業系」「金属系」「タイル」と呼ばれる物があります。

タイルの外壁については塗装は不要と言われており、「メンテナンスフリー」と言われることもあります。



ですが塗装が不要だからと言って、永久にメンテナンス不要なんてことはありません。

タイル自体は耐久性が高いですが、外壁の下地や目地は経年劣化しますので、どのみち大規模修繕は必要になりますので注意が必要です。



給湯機、エアコン等の故障

住宅には様々な設備が備わっています。


テレビや掃除機などの電気製品が古くなったら故障し、修理や買換が必要になるように、住宅に備わった設備も経年劣化し、修理や取換が必要になっていきます。


特にお金がかかる所は、エコキュート(オール電化用の給湯機)とエアコンです。💸




ガス給湯機を使用する場合は、そこまで高価ではないので取換費用も安めですが、エコキュートはそこそこのお値段です。

製品にもよりますが、一般的なエコキュートで、30万円~50万円の取換費用が掛かり、寿命は15年前後と言われています。


次にエアコンですが、一般的な壁付けエアコンであれば、家電屋さんで売っている物ですので、故障しても修理、交換は容易ですが、特殊な冷暖房設備が備え付けられている場合は修理や交換に膨大な費用がかかる可能性があります。

エアコンも寿命は15年前後です。


ちなみに、これらの設備は10年以内の故障であれば修理で対応できる可能性がありますが、10年以上経った製品の故障は、メーカーでの部品の保管期間が終了するため、取替ることになるようです。



実際にいくら積立てれば良いか



その他にも、細々とした修繕費は掛かると思いますが、まとまったお金が必要になるのが上記に挙げた、外壁や屋根のメンテナンス、給湯機などの交換です。


単純な話ですが、新築15年前後に次のような修繕費が掛かるとしましょう。

・外壁、屋根等のメンテナンス 100万円

・エコキュートの取換 50万円


合わせて150万円の修繕費が掛かりますので、それを新築時から15年間で積み立てしますと、年間10万円、月々8,333円となります。


あくまで目安ですが、多めに見積もってこの金額ですので、一般的な2階建の住宅の場合、月8,000円程度を積立てればよいと思います。


中古住宅を購入する際には、何年前に各種メンテナンスが行われているか、また何年後にメンテナンスを行う必要があるかを把握して資金計画を立てましょう。


最後に

住宅を購入する際には、購入時の金額や毎月のローンの支払いにだけ目が行きがちですが、購入後、どういった費用がかかるのか把握し、修繕費の積立も見越した、無理のないローン返済計画を立てる事が大事だと思います。

(特に中古住宅の場合は、購入後すぐに修繕が必要になる事もありますので、よく検討する必要があります。)


長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。

また気が向いた何か書きますので、よろしければご覧になってください。

ではまた👋

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